2008年07月21日
ようやく
土曜に引き続き標本ネタ
T氏より頂いた
Allotopus rosenbergi ♂48mm ジャワ
77mmの標本があるのでやたら小さく見えます。
BO戦利品
Cheirotonus peracanus ♂57mm マレーシア、キャメロンハイランド
ようやく展足しました。生体だとご禁制ですが標本はOKです。
ヘラクレスよりもテナガの方がカッコイイと思うのは綾瀬だけ?
こちらはA氏に頂いた
Dorcus titanus parawanicus 右♂97mmUP 左♂95mmUP パラワン島
太いスマトラよりも顎の長いこちらの方が良いですね~
日本の対馬ヒラタも結構好きです。いつか飼育したいかも
最近、標本を作っていて思うこと・・・
人によって違うのですが綾瀬は1頭につき約50本くらい使います。
単純に60本×5個体=300本 乾燥にかかる期間1~2ヶ月
その間300本の針が使えないわけです。綾瀬が所有している針の数は推定1000本
約16個体、展足したら無くなります。
そこで考えた
「いかに針を使わずに形を形成するか」
針の使用例)70~90mm前後のクワガタの場合
●頭部
・大顎の固定2本×2
・口ひげの固定1~2本
・触覚の固定2本×2
頭部だけで既に約10本
●前胸部
・間接の固定2本×2
・前足の固定2本×2
・フセツの固定2~3本×2
前胸部の合計14本
●腹部
・腹部の固定2本
・間接の固定2本×4
・中足の固定2本×4
・後足の固定2本×4
・フセツの固定2~3本×4
腹部の合計38本
1頭当たり約62本
これを半分の30本を目標に展足
頭部の10本は絶対に削ることが出来ないので
のこり20本をどこにどう使うのかがポイントになりそうです。
Posted by 綾瀬 at 21:15│Comments(0)
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